ROCK'N'ROLL PSYCHO MONSTERS
by spike-rrpm
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SPIKE IN EUROPE!!
SPIKE IN EUROPE!!
やっとdollとfollow-upの原稿も終わり,やっと少し時間が取れるようになりました。
なので,少しずつヨーロッパ・ツアー日記を書いていこうかなと思っています。ヨロシク。
メチャンコ長くなるので,ゆっくり楽しんでください。

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まず,今回のツアーのいきさつとして,世界最大のスペインのサイコビリー・イベント"CALELLA PSYCHOBILLY MEETING"から出演の依頼が来たとこから話は始まります。

サイコビリー発祥の地,ヨーロッパ。そして,SPIKE初の海外ツアー。
今年で15回目を迎える,世界最大級のスペインのサイコビリー・イベント "CALELLA PSYCHOBILLY MEETING(カレラ・サイコビリー・ミーティング) "が今年は7月2日(月)〜7月8日(日)にかけて開催された。SPIKEの出演は7月5日(木)。


イベント会場である"カレラ"という町は,スペインの首都バルセロナから海沿いに50km上ったところにあるリゾート地。3km続くビーチ,ヤシの木,白い砂,青い海,いかにも"地中海"な白い建物。ヴァケイションを満喫できる最高のロケーション!!しかし・・・そんな町がイベント開催中,世界各地から集まってくるサイコビリー軍団に占領される!!
 でもスペインでたった1回のライブで帰ってくるのも,もったいないので,ちょっと前乗り。先にオランダで2ライブやってからスペインに入ることに。オランダといえばBATMOBILEの生まれた国。高まる期待を胸に,SPIKE3人は一路オランダはアムステルダムへ!
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ヒマラヤ山脈の上かなぁ〜。ユーイチ氏撮影。

6月29日(木)アムステルダムに到着。今回のオランダ・ツアーで,ブッキングから宿泊まで大変お世話になったHenk&Shinoの家へ。Henkはオランダの"CULT TV"という,文字通りカルトな音楽番組のガテン系ロカビリーカメラマン。日本のバンドのPVもちょくちょく放送されてたよ。空港にはShinoさんの弟分のHiroくんが一目で"サイコビリー"とわかるド派手なサイコ刈りで迎えに来てくれていて,少々不安なSPIKEを安心させてくれた。

カラフルなサイコ刈りがHiroくん。ガーナの人ではありません。


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アムステルダム・セントラル駅前にて。渡り鳥です。ついにオランダまで飛んできました。

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こんな感じのでっかい魚のフライや・・・・・

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こちらHenkさん。ピザをホールで食っていますな。

この日はこんな感じで,疲れたし寝ることにしました。
これからお世話になります!!


6月30日(金)アムステルダムを観光。日本では考えられないくらいに建物が傾いてる町並みは,よくサイコビリーのイラストのバックに書いてある町並みそのもの。あれは書いてる人の感覚がすごいんじゃなくて,実際に傾いてるんだ!と妙なところに感激してしまった。

 そして”アムステルダム・ダンジョン”を見学。日本風に言うとお化け屋敷です。ロンドン・ダンジョンは個人的に何年か前に行って,"切り裂きジャック"とか知ってる話は多かったんだけど,アムステルダムのダンジョンはオランダにまつわる恐い話とか歴史的な拷問の話などなど・・・最後はなぜかジェットコースターに乗せられて,急降下。怖すぎです!

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お約束。出口にあった電気イスをやってます。ビリビリビリビリ!!!!ワォ〜〜〜〜!!!!

あとはコロッケが旨かった。"FEBO"っていうファーストフード店。コロッケの自販機のウラにおじさんがいて,お金を入れるとフタが開くという,英語いらずの便利なお店。アムステルダムでの行きつけのお店となりました。
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カニクリーム・コロッケが大好物のユーイチくんにとって,FEBOはまさにパラダイスです。

夜は"Maloe Melo"というパブへ。ちょうどヨーロッパ・ツアーをしていた,アメリカの"TRULY LOVER TRIO"を観に行った。
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雰囲気がいいでしょ?


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TLTのライブの模様。写真がヘタですいません。
彼らは珍しくロイ・オービソンのフォロワー。なんか新しい!ロイ・オービソンの50年代〜60年代初頭のころを意識しているようだ。でもCDで聴くほうが好きかも・・・彼らの"Blueberry Eyes"はロイの晩年をも思わせる完成度。カリフォルニアの青い空を感じさせる名曲!
NEW アルバム"DANCE"は50'S系のDJからネオロカDJまで,はたまた昨日今日頼まれてLOFTでやってみたりするDJまでオススメです。ドライブや家でなんかするときにもピッタリかもね。最近愛聴してます。HiroくんCD送ってくれてありがとう!


6月31日(土)ついにこの日はSPIKEの海外ライブ1発目!場所はオランダのアルクマールという町の"パークホフ"というユースのライブハウス。ユースだけに,ここのスタッフはみんなボランティア。オランダはライブハウスまで国が援助してるなんて,すごい国だ。"国の援助"というイメージに反してかなりサタニックな店内。日本で脅かされていたほど機材も悪くなく(日本にくらべりゃショボイけど),リハはナシだけど,なんとかやるか!って感じ。
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この日の対バンはドイツの"THE BOOZE HOUNDS"とオランダの"CELLAR ZOMBIES"。
THE BOOZE HOUNDSはネオロカビリーの流れを組むサイコビリー。ベテランらしく演奏もすばらしかった。ドラムのマークは現在BATMOBILEのヨローンのNEWプロジェクト"TRIPLE DYNAMITE"のドラマーとしても活躍中。
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The BOOZE HOUNDSのみなさんと。

一方,CELLAR ZOMBIESは高校時代の仲間で結成された20歳そこそこの若いバンド。そのやんちゃな感じにピッタリな現代風のハードなサイコビリー。
 この日のトリはSPIKEで,ここ10年やったことがないほど固い演奏だったけど,初海外の緊張をほぐすにはピッタリのライブとなった。みんな喜んでくれてたし,ビールはたくさんおごってもらったし(笑)。まずはOK!!
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こんな感じ。オランダを感じない写真?いやいや外国にありがちなギターとベースが反対の立ち位置に注目してください。


7月1日(日)この日はオランダのアインドホーヘンという町でライブ。会場はサイコビリーのバンドがオランダを訪れるときに,よく出演しているThe RUMBLER。ちょっと前にLONG TALL TEXANSも出演したらしく,彼らから「良いハコだぞ」と教えられていた通り,結構広くてキレイで,ロックンロールな居心地の良いハコ。

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店長自慢の"ミラースカル"。

会場のThe RUMBLERに到着すると,もうサイコビリーが外で飲んでいる。ガラが悪いのは世界共通(笑)!お客さんは,前日のアルクマールより年齢層も若く,バリバリのサイコビリーが多かった。
 対バンは日本でも注目しているファンが多い"CENOBITES"。CENOBITESはハードコア系サイコビリーって感じだけど,しっかり聴ける素晴らしいプレイ。これからガツンと来そうな予感。期待してます!

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バリバリです。
CENOBITESのあとで演奏のSPIKEは,結構軽い音に感じるのかなぁ?と思いきや,「SPIKEのほうがプロフェッショナルだ!」と,お客さん。ガンガン腕を上げてノッてくれている。OK!!
 これでSPIKEはオランダとサヨナラ。別れ際にCENOBITESのベースのPeterから「Hey,SPIKE! KICK ASS SPAIN!!」と激励の言葉がジーンときたぜ。「そうだよな!」スペインにに向けて気合いが入った感じがした。ありがとうPeter。そして,オランダのみんなありがとう!!
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7月2日(月)さぁ!今回のメイン・イベント"CALELLA PSYCHOBILLY MEETING"に向けて出発!飛行機でスペインヘ。移動にたっぷり丸一日かかって,カレラのホテルに着いたのは夜中の12時過ぎ・・・今日はビールでも飲んでおとなしく寝るとするか。
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バルセロナからは電車移動。最初はまだ明るくて,外を眺める余裕も・・・・・


7月3日(火)じつはイベント自体は7月2日の月曜日からスタートしている。メインのフェスティバルは7月5日(木)からなんだけど,プレスタートって感じで,月曜日のお昼から"サイコビリー海の家"ビーチ・バーがオープン!!フリー・BBQ&サイコビリーのDJプレイ&海辺のトップレスのオネェちゃんを横目にサイコビリー達はリラックス。
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3km続くビーチ!!

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Beach barでのDjのみなさんと。

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Beach barの全体像。このあと週末には座るところなどない状態に。

この日,SPIKEはバルセロナ市内を観光。サグラダファミリア教会やグエル公園を見て,マーケットでお買い物。とくに,アントニ・ガウディの建築物には圧倒されるばかり。テレビで見るのとは大違いの迫力に感動!偶然にもサグラダファミリアではTHE BOOZE HOUNDSのベースのPackと再会。彼はこれからカレラに向かうという。観光を楽しみながらイベントに向かうのも,カレラのイベントの醍醐味のひとつと言えるだろう。

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お手数ですが,キミの頭を横にして見てください。

7月4日(水)メインのフェスティバルを明日に控え,カレラの町にはサイコビリー人口が増えてきているのがわかる。メイン・ストリートにはお土産屋さんやレストランが立ち並び,その店内にはサイコビリーのグループが見える。スーパーでレジを待っていると,となりのレジから「Hey!SPIKE!」と声をかけられたり,すれ違い様に笑顔でデビルのサインを出すサイコビリーもいる。みんな同じイベントを楽しみにしている仲間といったところか。生まれた国も違えば言葉も違う。同じ音楽を好きだってことだけで,みんなが繋がっているなんて最高だね。
 いよいよ明日が本番なので,夜になってメイン会場の下見に行ってみる。「この辺だよなぁ〜」全然わかんない。しょうがないから諦めて,ホテルの前の公園で,またまたビールを飲んで明日に備えて寝ることにするSPIKE一行。
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泊まってたホテル。まったく英語は通じません。
TVもついてない。しかし屋上はプールになっている。
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初日の出演バンドは80年代初頭の初期サイコビリーバンド"PHARAOHS"。オーストラリアの"ZOMBIE GHOST TRAIN"。スウェーデンの"THEE SUSPENDERS"は元SLAPPING SUSPENDERSで,オリジナル・メンバーの死により新たに活動中。そして日本から"SPIKE"の計4バンド。
 リハーサルに向かうと会場の外の200m先からでも,爆音で演奏が聞こえてくる。大丈夫か?!日本では考えられないよ。窓がメチャメチャ開いてるし。誰も文句を言わないのが不思議だ。
 会場入りすると,PHARAOHSがちょうどリハーサル中。同じホテルに泊まっているTHEE SUSPENDERSのベースのEricといっしょに,そのリハを見ていたんだけど,PHARAOHSが"DEAD TO THE WORLD"をやった瞬間,ボクとEricは目を合わせてニッコリうなづいた。「コレコレ」って感じ。いまだにあの声は健在だ。逆に今の方がイイんじゃない(笑)?

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Thee Suspendersのみなさんと,ホテルの前にて。

会場は体育館のような反響で,とにかく音作りが難しい。会場のちょっと後ろに立つと何をやってるんだかさっぱりわからない。SPIKEもなかなか音が決まらなくて,苦労した。なんか低音が出なくて,高音はやけにキンキン耳障りな感じ。そんな中THEE SUPENDERSのギター&ボーカルのKentがいろいろアドバイスをくれて,なんとか無事にリハは終了。結果,日本ではあんましやったことがない,ステージのそでから自分の方向にアンプを向けたことで,なんとかなった。そういえばBATMOBILEもアンプをその向きにして演奏しているのを見たことがあるな。
 THEE SUSPENDERSのリハはSPIKEがある程度,外の音を作ったため,あっさり終了。「SPIKEありがとう。簡単だったぜ。」とメンバーたち。いやいや,あんたたちのおかげだよ。

いよいよ開演!!TOPはTHEE SUSPENDERS。
さすがにベテランだけあって,良い演奏を繰り広げる。会場もだんだん盛り上がってきた。日本からのお客さんもちらほらSPIKE Tシャツを着て集合してくれている。ありがたい。
そして,ぞくぞくとお客さんのサイコビリーがゾンビのように会場になだれ込む。
 
 
 そして本日2番目はいよいよSPIKE!1時間の持ち時間は結構な曲数だ。でもまぁ,いつものようにやるだけ。1曲目は"R+R PSYCHO MONSTERS"。「Are You Ready?」のサビの部分ではみんなの手が「Yeah!!」と挙る。さすが外人。ちゃんと英語は通じているようだ(笑)。演奏中に入場したお客さんも,後ろの方から走って前の方まで来ているのが見える。だんだんお客さんも増えてきた。

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「Are you ready!?」
何曲目かで,やけにデカイやつがメチャメチャ応援していると思ったら,MAD SIN のKoefteとKLINGONZのStrangyだった。StrangyはSPIKE Tシャツを着て最前列で応援してくれていた。イイやつだね二人とも。
 レッキンも起こり始めて,ラストのShakin' all overまでガンガンいった。アンコールを含めて16曲,1時間のステージはあっという間に終わった。
 バックステージでKoefteとStrangyが待っていてくれた。なんか身内が来てくれたようで,安心する。最高の気分で彼らと握手をして楽屋へ。楽屋にはドイツの"Satanic Stomp"のオーガナイザーのLonsomeも来ていて「最高だった!驚いたよ!」と目を丸くする。すかさずStrangyが「バカヤロ,日本でSPIKEがカッコイイの知らないのか?だめだなぁ〜ドイツにも呼べよぉ。」と言ってくれている。Koefteも「SPIKEを見てお客さんはみんなビックリしてたぞ!あいつら,SPIKEのこと知らないからさぁ,大成功だったな!」と興奮しながらダミ声でしゃべり続ける。オレたちは汗だくで「Thank you !Thank you!」と言い続ける。
スタッフもいないし,物販も心配だったので,着替えてSPIKEのブースにたどり着く。会場を歩くと,みんなが声をかけてくれて,写真をいっしょに撮りまくった。女の子にチューなんかされちゃったくらいにして,ちょっと勘違いしそうになる(ハハハ)。CDもTシャツもバリバリ売れていく。成功だ。
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母ちゃん!やっぱりここは外国だぜ!!
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外国?????
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たくさんのGOODSが売っています。


今日はだいぶ進んだな。また更新をお楽しみに!!
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by spike-rrpm | 2007-08-19 04:35